合板を仕上に使う
みなさんこんにちは。
現在、自分が担当しているリフォーム工事も
まもなく引渡しを迎えます。
最後まで気を抜かず、頑張ってまいります。
今回は、合板を表し仕上げに使用した案件を紹介します。
これまで自分が担当してきた案件で、
仕上げに合板を使われる方は多くいらっしいます。
特にOSB材を好んで選ばれます。
OSBは、単板を積層するものと違い、木材を薄い削片状にしてから乾燥させ、
接着材と共に積層してプレス処理した板材のこと。
ですので、合板というよりは木質ボートという方が正しいかもしれません。
2×4工法などでは建物の強度を確保する基本的な構造材として使用されるもので、
そもそも仕上げ材ではありません。
最初の写真は物置の内装に使用した時の写真ですが、
搬入時のまま使用しているため、製造元の刻印が印字されています。
合板も同様ですが、OSB材にも表と裏があり、印字側が表になります。
あくまでも構造材なので、そのままでは仕上げ材にはなりません。
また、板を固定するため、ビスや釘頭は表面に見えた状態になります。
こちらも同様に素材をそのまま使用していますが、わざと表と裏を逆に使って
印字を見えないようにして使用してます。
近くで見ないととわかりずらいですが、
あくまでも裏側なので、表面に斑等もあったりしますし、粗さも感じます。
きれいに見せるには、やはり仕上げ作業が必要です。
DIYにも人気のある素材で、興味のある方も多いと思いますが、
もし使いたいと考えている方は、そういったところまで注意してみて下さい。
(こちらは店舗に使用したときのもの。
表面を平らに仕上げてからクリア色のウレタン塗装を施してます。)
2022.07.19:[スタッフレポート]