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広い玄関ポーチは、雨が降っていても濡れること無く
お客様をお出迎えしてくれます。
外部水栓の所は自転車が置けるスペースも確保しております。
また、ポストと玄関ドアを同配色でシャープなデザインに統一し、
寒色系のタイルとも相性抜群です。

玄関ホールは白と黒のモノトーンな空間になっており、
シャビーホワイトの床が空間の雰囲気作りに柔らかさをプラスしてくれます。
建具はガラスが多い種類を選択することや上部高窓でシューズクロークから
の明かりを有効に活用。
タイルのラインは玄関ポーチからのひと続きになっております。



また、洗面台を使う際に腰壁を配置することでプライバシーに配慮しました。
腰壁は飾り物を置いたり、トイレの高窓からの明かりを玄関ホールへ行き渡らせて
明るい空間づくりの一躍を担っています。

リビング・ダイニングの天井高さを2.7mと高めに設定、
階段中腹にある書斎はLDK全体を見渡せる
ちょっと特別な空間です。
カウンター壁のブラック使いやモスグリーンがアクセントの椅子、ブルーのソファなど
色遣いがとても素敵です。
タイルデッキも広く造り天気の良い日には掃き出し窓を開けてリビングと一体に。
サンルームの床にはアクリル板を使用し明かりを取り入れます、また、時計の上部は
間接照明になっておりポイントクロスと照明の色合いがとてもマッチしてます。



和室の天井にはブルーのクロスを選択、
また1.3mの高さの窓を設置して採光を
たくさん取り入れる設計に。
収納扉を壁クロスと同じ白色にし壁と一体的にしました。

家具などクロスと統一感を持たせるため白で統一。
布団カバーやカーテンなど可愛い模様でアクセントに。



こちらは家具をブラウンで統一。

こちらもクロスや家具がとても部屋の雰囲気とマッチしていて
御施主様のセンスが光ります。
また隣接する玄関ポーチ上部を有効活用した小屋裏収納入口も室内にあり、
家族の思い出の品を自分達の大切な空間にしまうことができます。

床をアクリル板にし、1階のLDKにも採光が届くようにしました。
天気が良ければバルコニーを使用、雨の日や冬期間でもたくさん干すことができます。

階段上部の空間を利用したﾛﾌﾄは収納スペースとして大活躍。
壁ではなく格子にすることで明るく開放感のある設計です。
空間を余すところなく活かしています。

　　

洗面台をあえて脱衣室内に入れないことで
ご家族の入浴時も気にせず使用できます。
こちらも高窓や入口上部から室内へと明かりを取り入れています。

トイレマットや便座カバー、天井や壁のアクセントクロスで居心地のいい落ち着ける空間に。

　　　　　　　　　　　　　　設計者　　　菊池　幸生