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（左）シューズクロークに隣接した玄関。
　　　高窓からの採光を玄関まで落とし込むために、建具上部を開口しました。

　　　また、ホールの正面のドアはLDKにつながり、写真では見えにくくなっておりますが、
　　　右側の引き戸は和室へとつながっています。

（右）ホールに手洗いカウンターを設置。
　　　お子様の手洗い、うがいの習慣づけにも重宝します。
　　　また、配管を見せることで、すっきりした印象に。

アンティーク加工の柱と梁が印象的なリビングダイニングは、
開放的なセミ吹抜けになっております。

床は無垢のパイン材を使用し、素足で歩いても優しい踏み心地。

奥の小上りの和室は、引き戸を全て開けるとさらに広々とした空間に。

小上りの畳の下には引出し収納があり、収納力アップ！

和室の上に見える小窓は、２階の寝室とつながっており、
１階の暖気を利用した温熱設計です。


キッチンのカップボードは大工による手作り。

現場塗装なので、お部屋の雰囲気にマッチしています。

キッチンの奥のドアは食品庫や勝手口、リビングへと
つながる回廊式の間取りになっています。

高窓からの採光を確保した食品庫。

約３帖の広さがあるので、
食品の他に日用品のストックにも利用可能。

棚板が可動式なのでダストボックスも
余裕を持って設置できます。

天井高1.4ｍの中間収納。

セミ吹抜けに面したところに引違い窓をつけ、空気の循環ができるように工夫。

一面クロスを変えて、シックな印象の寝室に。

窓は隣家からの視線をカットできるように工夫しました。


左下に見える小窓は、セミ吹抜けに面しており、
LDKからの暖気を取入れられる設計です。

2部屋ある子供部屋は、それぞれアクセントクロスを使用して、
雰囲気の違う空間に。


クローゼットの隣にあらかじめカウンターを設置することで、
将来、学習机が必要になったときにも対応できます。

南からの光が十分に入り込むサンルームは、
上部：引違い窓＋下部：FIX窓を設置。

取り込んだ洗濯物を畳んだり、アイロン掛けに便利なカウンターは、
立ち仕事がしやすいように少し高めに設置しています。

洗面脱衣室には採光と通風を考慮して、
引違いの高窓を設置。

　
各階にあるトイレは、壁の厚みを利用して埋込み収納を設置。

床やクロスを変えるだけでも、印象が変わります。



■いきさつ
家づくりの本からのお問合わせ

■設計のポイント
白いタイル調の外壁材をメインとした明るい外観。
ポーチ部分を広めにとり駐輪スペースや、除雪用具の置き場所として活用。

間取りはLimitedＣをアレンジしたプランで、内装は無垢材のフロアを使用し、
ブラウンをメインとした建具と真っ白なクロスでナチュラル感を演出。

コンパクトな間取りに充実した内容となっております。


設計者　　　舟山　潤一