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LDKを介して和室、水廻り、階段、玄関につながります。
和室の引込戸を開けると、より一層開放感のある空間に。




リビングはセミ吹抜けとし、さらなる広がりをプラス。
クロスの色を変えてアクセントとしました。
天井高が3ｍを超えたので、空気の循環を考慮し
シーリングファンを活用しています。

南に設けた2間の掃出し窓によって、日中は光がたっぷり入り込みます。

8帖の続き間は真壁造り。
木の温もりを活かした仕上がりとなりました。



襖を開放すると一続きで使用できます。
リビングともフラットで、回遊できる間取りです。



お庭の緑もくつろいで見ることができます。

1階の寝室は6帖の和室と引戸で仕切られています。
寝室にはピアノを置くことが前提となっていたので、
壁は防音の対策をとっています。



趣味の時間を楽しみつつ、来客にも対応できる間取りです。

10帖の寝室には、合わせて5帖のウォークインクローゼットを併設。
あらかじめ間仕切りを設けているため、用途を分けて収納することができます。

2階のホールはサンルームとして使用。
階段室が中央に位置しているため、暗い空間にならないよう
階段の腰壁にもアクリル板を用いています。
また、3帖のファミリークロークを併設しているので
収納量も安心です。

5.4帖の子供部屋はクローゼットとカウンターを造り付けに。
採光もきちんと確保できた明るい子供部屋です。

玄関、シューズクローク、ホール合わせて4.5坪ある広々とした玄関周り。

カウンター型の収納とシューズクロークによって、家族が多いご家庭でも
十分に収納することができます。

一部上部にはアクリル床を採用し、明るい玄関となりました。

廊下は極力少なくし、引戸を中心に使用しています。

ご家族の介護などを見据えた場合、1.25坪のユニットバスと1.75坪の脱衣室であれば
大人でもゆとりを持って利用できる広さです。
脱衣室をLDKと隣接して設けると、ヒートショックを和らげる効果もあります。
上部にはアクリル板をはめ込み、明るい空間になるよう設計しました。




トイレには優しい色合いのミントグリーンのクロスを使用。




■いきさつ
入居者様のつながり





■設計のポイント
親子二世帯住宅の同居型スタイル。
親子で育む子育てとコミュニケーションが取れる開放型の間取りとなっています。

8畳の続き間があり、8LDKの部屋数がある大きな住宅。
60坪クラスで廊下を最小限に抑えて広い空間を実現しました。
サンルームや納戸など他にも必要不可欠な部屋も設計し、
8部屋以外にも4つの空間があります。

今後の二世帯住宅をご検討されているの方には参考になる間取りかと思います。


設計者　菊池幸生